今ご覧になっているこのページは,私の部屋の隅に置いてある,ごく普通のパソコンから発信されています。
この記事が,個人で手軽にサーバを運営してみたいというかたの参考になれば幸いです。
2006.3.29
| ハードウェア | Power Mac G4(1999年製) |
|---|---|
| CPU | PowerPC G4/400MHz |
| メモリ | 832MB |
| ハードディスク | 10GB+15GB+4GB |
| OS | Mac OS 9.2.1 |
| サーバプログラム | WebSTAR Server Suite 4.5(Web/FTP) |
| メールサーバプログラム | EIMS 1.3.1 |
あまりに有名な,Mac 用 Web サーバの定番。設定が非常に簡単。
ファイルやディレクトリごとの細かなアクセス制限やパスワードによるユーザーの認証など,セキュリティも堅牢。
FTP サーバ機能も備えているので,複数のユーザにディスクスペースを割り当てて WWW サイトを運営させることも可能。
不正アクセスに悩まされた米陸軍が,サーバを Windows NT からWebSTAR に変更した(1999.9)ことでも名を馳せた。
変遷のすえ,目下 Kerio Technologies 社が販売している。
(朗報)無料のWebサーバプログラム MacHTTP が帰って来た!
上で紹介した WebSTAR は,Chuck Shotton さんによるシェアウェアの MacHTTP が進化したもので,WebSTAR の登場によって自然消滅(進化停止)していました。
ところがこの MacHTTP が独自に進化して再登場しました(2001年1月)。しかもフリーウェア! → MacHTTP の詳しい設定方法:Webサーバ構築法
このプログラムは MacHTTP.Org からダウンロードできます。
MacHTTP や WebSTAR の歴史に興味があるかたは WebSTAR Chronicle(by 田中求之さん)をご覧ください。
(朗報)Mac OS X は Apache を搭載!
2002年以降に販売されたすべての Macintosh は,OS として Mac OS X(マック・オーエス・テン)が起動する仕様になっています。OS X には Web サーバの標準として定評のある Apache が搭載されています。
本格的なサーバ運営をやってみたい人にはこれもお薦め。
Qualcomm の提供する,手軽なメールサーバプログラム,Eudora Internet Mail Server。中国思想史研究室では,学生用のメールサーバとして活躍中。
EIMS の購入は,Qualcomm からオンラインで。
なお,フリーウェアの EIMS (1.3.1) が,同じ Qualcomm 社から提供されているのはありがたい。財政難のわが研究室は,もちろんフリーウェア版。
EIMS(1.3.1)の詳しい設定方法:メールサーバ構築法
なお,WebSTAR Server Suite はメールサーバの機能も持っていますので,Web サーバと同時にそれを使うこともできます。
上記の EIMS と連係して,メーリングリストを運営するためのプログラム。登録メンバー全員あてにメールを自動的に一斉配信する。
中国思想史研究室では,教員への連絡やオンライン会議用に重宝している。
Macjordomo Home Page から無料で提供されている。
手軽な FTP サーバプログラム。Peter N Lewis さんの提供。
ファイルやプログラムの転送に便利。(US$ 10)
(WebSTAR が FTP 機能を内蔵したので,お役ご免となった。)
使用登録は Stairways shareware で。
詳しい設定方法:http://mtlab.ecn.fpu.ac.jp/W3byFTPd/(by 田中求之さん)
Webサーバの機能を拡張するプログラム。時間帯や曜日によってページの内容を変化させたりする「動的な」ページが作れます。
たとえば,あなたのドメイン名(または IP アドレス)が
38.107.191.96
であることや,現在の時刻:
10:38:02 PM
をお知らせできます。
また一定の時間帯,たとえばこの下に,深夜の訪問者にだけ見える記事を,この下の行に書きます。
この上には,設定した時間以外には空行だけが表示され,中身は見えません。
さらには,特定の訪問者にだけ見える(あるいは見えない)記事を挿入したりすることもできます。
Internet & Interactive,Co. の提供。
Stephen Turner さんによるフリーウェアのログ解析プログラム。Analog で入手できる。
実例:当サイトのアクセス解析
クラッシュしたコンピュータを自動的に再起動してくれるプログラム。無人運転のサーバでは必需。Karl Pottieさんの提供。(US$ 22)
稼動しているプログラムの動きを監視し,エラーを起こしたプログラムを再起動してくれる。また遠隔地から Web 経由で操作することができ,プログラムを個別にシャットダウンしたり起動したり,さらにはコンピュータ自体の電源を落とすこともできる。休日に停電がある時などに自宅からサーバの電源を落とせるので便利。Karl Pottie さんの提供。(US$ 17)
ハードディスクへのアクセスがない時にディスクの回転を落とし,ハードディスクの消耗を防ぐ。また,遠隔操作(Web を利用)で個々のプログラムの起動・再起動・終了やサーバ自体の再起動や終了が可能。
St. Clair Software から提供されている。(US$ 20)